コメディ

実写映画「ピーターラビット」あらすじと感想(酷評)


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原題:Peter Rabbit 公開:2018年 上映時間:95分

「ピーターラビット」の初の実写映画化作品!

監督は「ANNIE/アニー」のウィルグラック。

ミュージカル風のドタバタアクションコメディ映画です。

決してのんびりしたハートフルムービーではないので注意してください!

このページでは映画ピーターラビットのあらすじ、感想、サントラ曲、続編について紹介しています。

ピーターラビットのあらすじ

イギリスの湖水地方。いたずら好きなうさぎのピーターとその家族は、偏屈なおじいちゃんの畑から野菜を失敬する。

実はピーターは父親を偏屈爺さんに殺され、パイにされていた。

偏屈爺さんが急死するとピーター達は大盛り上がり!

しかし爺さんの縁類であるマクレガーという青年が引っ越してくる。

ピーターは心優しい女性ビアと土地を手に入れるため、マクレガーを追い出そうとするが‥。

ピーターラビットのラスト

マクレガーを追い出すため彼を殺そうとしたピーターだが、失敗。

ビアをも傷つけてしまう。

そこでピーターは己の行動を恥じてマクレガーと仲直り!

ビアはマクレガーとラブラブになり、ピーターも家族であるウサギたちと仲良く暮らすのでした。

めでたしめでたし!

ピーターラビットの感想

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ストーリー

まず初めに言いますが、私は映画「ピーターラビット」をあまり楽しめませんでした。

ストーリー、設定、あるシーンに引いてしまったからです。

まずストーリー。

私はピーターラビットの原作を読んだことがありません。なのでピーターラビットの世界が弱肉強食の世界であることを知りませんでした。

ツイッターである程度の話や展開は把握していましたが。

ピーターラビットは父親を殺された恨みと土地のため、爺さんを恨みますが、彼の急死あとにやってきたマクレガー青年にも敵意を向けます。

まずその点が理解できませんでした。

湖畔の土地は動物たちの物、だから取り返したいのは分かりますが、ピーターの親父を殺したのは爺さんであってマクレガー青年ではありません。

坊主憎けりゃ袈裟まで憎いってやつですかね。

青年マクレガーを土地から追い出すため、殺そうとするのも、受け入れられませんでした。感電させたり、農具で殴ったり…。

最悪なのが、アレルギーを使って殺そうとしたことです。

マクレガーはブラックベリーアレルギーで、食べると呼吸ができなくなります。だからエピペンという、緊急補助治療に使用される医薬品を持っています。

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ピーターはあろうことかマクレガーの口めがけてゲームのように、ベリーを投げつけます。結果マクレガーは呼吸困難になります。エピペンのおかげで回復しますが。

そのシーンがもう私は受け入れられませんでした。

ツイッターでの感想を見ると、人間対動物のガチな殺し合い!と肯定的な意見が多かったですが、私はそうは思いません。

だってこれはコメディ映画です。決してマフィア、ヤクザ映画としてはうっていません。

コメディのジャンルでアレルギーを持つ人にアレルゲンを与える、というのがもう理解できません…。

ラスト、ピーターとマクレガーは仲直りするので、殺し合いもただのゲームに見えてしまいます。

ピーターの行動理由は浅いし、やっていることが酷すぎるし、第四の壁を超えるのも寒いし。

はっきり言ってピーターラビットへの好感度が下がりました。

ちなみにアレルギーに関するシーンについて、ソニー・ピクチャーズは当該シーンが配慮を欠いたものであったことを認めて謝罪しました。

設定

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そもそもピーターラビットがどんな位置づけなのか分かりません。

彼の良き理解者である人間ビアは、彼が洋服を着ているウサギだと認識していますが、それに対してなにも疑問を抱きません。

なのにピーターが喋るウサギであるとは認識しないのです。

「ウサギが喋るわけない!!」と怒る始末。

だったら「ウサギが洋服を着るわけない!!」と怒れよ、まず。

このビアという女性、なかなかクレイジーです。頭がお花畑で、現実を突きつけられると切れます。もう恐怖すら感じます…。

人間がウサギたちに対してどう思っているのか、ちぐはぐなので物語に没頭することができませんでした。

可哀そう

殺されそうになる青年マクレガーが可哀そうでなりません。

見てられないくらいです。

そして最後に、マクレガーの家を買った夫婦が登場するのでが、彼らも可哀そうです。ちゃんとお金を払って家を買ったのに、ピーターやマクレガーにとって不利な人間であるがために感電させられます。

この夫婦はなにも悪いことをしていないのに…。

やはり物語の主人公は無敵で何をしても許されるんだなあと思いました。

劇中ではメタ的発言が多いので、余計にそう感じました。

ピーターラビット、自己中でチャラいし性格が酷いし、イメージ壊れましたね…。

エンディング後の演出

やばいですよ、映画館に行ってこんな冷める演出を見ることになるとは思いませんでしたよ。

フジテレビがやったアナと雪の女王の応援演出を、映画館で見ることになるとは。

ツイッターで集められたウサギの写真、ウサギと飼い主の写真がスクリーンに流れ、最後にはハートと一緒に「うさちゃんと飼い主が幸せでありますよう」の文字。

なんですかこれ。

めちゃくちゃ冷めるんですけど。鳥肌たつんですけど。

写真を採用された人、ウサギが好きな人はまあ「可愛い、嬉しい」となるかもしれませんが。

これを映画の後に流す理由が分かりません。

鑑賞後こんな気分になる映画は初めてですよ。

良かったところ

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音楽、CG、青年役のドーナルグリーソンは良かったです!

あとピーターの妹である三姉妹も可愛かったです!!

アニメ映画「怪盗グルー」の三姉妹を思い出しました。

映画唯一の癒しです・・・・。

キャスト(吹き替え)

ジェームズ・コーデン  千葉雄大
ドーナル・グリーソン 浅沼晋太郎
ローズ・バーン  渋谷はるか,雨蘭咲木子
マーゴット・ロビー  清水理沙
エリザベス・デビッキ  木下紗華
デイジー・リドリー  下田レイ
コリン・ムーディー 吉田ウーロン太

まとめ 続編について

ピーターラビットの続編が2020年に公開されるそうです。監督やキャストは続投します。私は見ません。

もうピーターラビットの何にも興味がありません。

それくらいこの映画は衝撃的でした…。

*この感想はあくまで私の感想です。本作を楽しんだ方を貶める気はありません。本作が好きな人もいると理解しています。

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