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映画「プーと大人になった僕」働く大人におすすめ!あらすじ、ネタバレ感想

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劇場で鑑賞できなかったので、U-NEXTで見ました!

プーさんと言えば子供の頃にアニメを見た以来です

子供向けと思いきや、がっつり大人向け
しかも働く大人にターゲットを絞っている気がします

ということで、このページでは映画「プーと大人になった僕」のネタバレあらすじ、感想、キャストを紹介します!

わたしは働いてないけどね!

プーと大人になった僕の作品情報

タイトルプーと大人になった僕
原題Christopher Robin
上映時間104分
公開年2018年
オススメ度☆☆☆

くまのプーさん初の実写化映画!

プーと大人になった僕のあらすじ(ネタバレ)

イギリスの田舎に住む少年クリストファー・ロビンは、100エーカーの森でくまのプーさんとその仲間たちと楽しい日々を過ごしていた

しかしロンドンの私立寄宿学校に入学することになり、お別れパーティーでプーと森の仲間たちに「君たちのことは絶対に忘れない」と約束した。

親元を離れた学校での厳しい躾や教育、父親の死、第2次世界大戦の出兵などを経て、その約束は忘れ去られ、いつの間にかクリストファーは普通の大人になっていった

首都ロンドンで、旅行カバン会社のウィンズロウ社で働くクリストファーは、多忙のゆえ愛する妻イヴリンと娘マデリーンとの間に溝を作るようなってしまった

そんな時、プーさんが突然クリストファーロビンの元に現れる!

戸惑うクリストファーロビンはプーさんを100エーカーの森へ連れて行き、懐かしいイーヨーたちと再会する

プーと大人になった僕のラスト

プーさんたちとの交流から、クリストファーロビンは本当に大切なものに気づく

それは家族と、何もしない事

何もしないをキーワードにビジネスの穴を見つけたクリストファーロビンは会議でプレゼンをし、業績振るわない部署を救い、家族ともハッピーな関係を取り戻すのだった!

プーと大人になった僕の感想

正直こんなストーリーだとは思わなかった!

がっつり戦争に参加するクリストファーロビン

戦後は会社で夜まで働き、家族とは食事も取れない

娘は父親が喜ぶからと勉強を頑張るけれど、クリストファーロビンは褒めたりせず良い仕事につくためには仕方ないと言う

家族との時間はなく、妻はクリストファーロビンを気遣って心配するけど、彼は変わろうとしない

 

そんな時に現れたプーさんに対して、クリストファーロビンは「まいったな」という顔をします

喜ぶというより、問題を対処しなきゃって感じです

クリストファーロビンの変り様に、プーさんは怒りもせず、ただありのままの彼を受け入れるのですが、仕事に集中したいクリストファーロビンはプーさんにストレスをぶつけます

これが見ていて辛かったですね…

誰でも彼のような体験はあるんじゃないでしょうか

パートナーに、親に、友達に苛立ちをぶつけてしまうことが

また仕事で忙しいクリストファーロビンは家族との時間を取らず、家族のために働いているのに家族に向き合おうとしません

娘はちっとも幸せそうじゃないのに「幸せだ」と思い込む

自分の仕事は楽しくないのに、娘には同じ道を歩ませようとしている

「これじゃ離婚されるぞ」と思っていたら案の定、妻が「仕事よね、知ってる知ってる」と言った感じでクリストファーロビンに諦めはじめます

こういう経験も、ある人はあるのではないでしょうか

 

まあクリストファーロビンはプーさんと娘のおかげで本当に大切な物に気づくことができるのですが、じゃあ映画をみているアナタは?ってことですよね

本当に大切なものはある?
大切なのに一緒じゃないの?

いま向き合わずに、いつ向き合の
失ってからは遅いんだよ

たぶんこういう事が言いたいんだと思うんです
んで、このメッセージが深くささる大人は多いのでしょうけど、じゃあ実際に行動する人といえば少ない気がします

映画は映画、明日も仕事で家族に向き合う時間はないよ、と結局は他人事にしてしまう人が多そうです

それって結構悲しい事ですよね

クリストファーロビンがプーさんと家族の大切さに気づいたのに行動しなかった未来が、もしかしたら鑑賞したあなたの未来かもしれない

映画は映画ですが、ただの物語に終わらせずぜひ自分ごとにして欲しい映画だと思いました




とはいえ、手放しで褒められるほどとても良い映画だったとも言えないんですよね…

ストーリーはご都合主義過ぎるし、正直プーさんの世界観である必要が感じられません

またクリストファーロビンを含めた登場全員が上辺だけなぞったようなキャラになっています

プーさんに思い入れがある方は勝手にキャラ補完されるのかもしれませんが…

クリストファーロビンとプーさん達がなにもせず幸せにしているシーンも、もっと見たかったですね

ぬいぐるみ感のあるプーさんたちは可愛かったのですが、プーさんたちを使う理由がイマイチ分からなかったのが残念でした…

プーと大人になった僕のキャスト

監督マーク・フォースター
クリストファー・ロビンユアン・マクレガー(堺雅人)
イヴリン・ロビンヘイリー・アトウェル(園崎未恵)
マデリーン・ロビン ブロンテ・カーマイケル(遠藤璃菜)
ジャイルズ・ウィンズロウマーク・ゲイティス(坂東尚樹)
プー ジム・カミングス(かぬか光明)
ティガージム・カミングス(玄田哲章)
ピグレットニック・モハメッド(小形満)
イーヨー ブラッド・ギャレット(石塚勇)
オウルトビー・ジョーンズ(上田敏也)
ラビットピーター・カパルディ(龍田直樹)

まとめ

映画「プーと大人になった僕」を紹介しました

クリストファーロビンと自分を重ねて、自分ごとに出来たらとても胸に響く映画ですが、重ねることができず、プーさんたちへの思い出も特にないという人が見ると「普通の映画」に収まってしまうでしょう

大切な物があって、でも逃げている人、ないがしろにしている人にはぜひ自分ごととして見て欲しいです

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