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映画「悲しみが乾くまで」ベニチオデルトロがセクシー!あらすじ、ネタバレ感想

悲しみが乾くまで

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ベニチオデルトロといえば「ユージュアルサスペクツ」「ボーダーライン」ですが、「悲しみが乾くまで」もかなり面白かったです

麻薬常習者を見事に演じきっていて、脱帽するどころかドン引きしました

まじで本当に麻薬やったことあるんじゃないかとさえ思えるのです

もちろん演技だけでなく、ストーリーも切なくて愛に溢れているのでおすすめです

ということで、このページでは映画「悲しみが乾くまで」のネタバレあらすじ、感想、キャスト(声優)を紹介します!

ベニチオデルトロがとにかくセクシー!!

悲しみが乾くまでの作品情報

タイトル悲しみが乾くまで
原題THINGS WE LOST IN THE FIRE
上映時間118分
公開年2008年
製作国アメリカ
オススメ度[jinstar5.0 color=”#ffc32c” size=”16px”]

キャッチコピーは「そう、きっとあなたを利用した」

タイトルもキャッチコピーも映画の内容から大きく外れている気がします

これでは主人公の女性が悪い奴にみえるじゃないですか

確かに良い人間ではありませんが、本質とは関係ないので映画を見る人はタイトルとキャッチコピーは無視してください

ちなみに原題のTHINGS WE LOST IN THE FIREは私たちが火事で失った物

これは映画のラストに出てくる本作のテーマです

映画悲しみが乾くまでのあらすじ(ネタバレ)

悲しみが乾くまで

家族と幸せな日々を送っていたオードリーは、最愛の夫・ブライアンを突然の事故で亡くす

夫の死から立ち直るため、ブライアンの親友でヘロインに溺れるジェリーと共同生活を始めたオードリー

ジェリーは断薬会に通い、いつしか父親代わりの存在となるが、そのことに戸惑いと恐怖を覚えたオードリーに追い出されてしまう

悲しみが乾くまでのラスト

再び麻薬をやってしまったジェリー

だがオードリーと彼女の弟の手によって、どうにか乗り越え、自ら麻薬中毒者のための病院に入ることを決意する

映画悲しみが乾くまでの感想

ベニチオデルトロ

夫を失った妻と、親友を失った男が心を通わせる物語

悲しみが乾くまでの感想を調べると、奥さんがワガママとか、母親としてどうなんだという意見が多くてびっくりです

本当に大好きで愛している人が死んだんだから、ワガママになるのは当然だし、怒りを誰かにぶつけたくなるのも当然でしょう

夫の親友であり麻薬中毒者であるジェリーに「あんたが死ねば良かったのに」と言うのは、確かにダメなことですが、本作はダメとか良いとか、そういう話ではないんですよ!!

そんな感じで壊れかけたオードリーを、そっと励まし、居るだけで安心感を与えてくれるジェリー

麻薬中毒者ですが人間性が良いせいか、みんな彼に魅かれていきます

子供にも隣人にも優しいジェリーに、オードリーだけでなく子供たちも心を開いていきます

んで、心を開いてしまっていることがちょっと怖くなったオードリーは一度ジェリーを引き離します

この流れが「身勝手な女」に見えるのかもしれませんが、彼女の心境を考えてみれば理解できることかと思います

だってジェリ―を愛することは夫への裏切りになるんじゃないかとか、また失うことになったらどうしようとか、考えるじゃないですか

そうして突き放されたジェリ―は、居場所を失ったせいか再び麻薬に手を出します

オードリーにはジェリーが必要だし、ジェリ―にもオードリーとその家族が必要だったんですね

 

オードリーはジェリ―を連れ戻しますが、その後の2人はもう見るからに愛し合っているのが分かって、胸がぎゅーんとしました

身体を重ねるシーンはないし、そういう事はしていないと思うんですが、それでも愛し合っているのが眼差しから分かります

ラスト、2人は結婚するでもなく、家族になるわけでもなく、ジェリ―は麻薬を断ち切るために病院に入ります

別れと言えば別れのエンディングです

親友が愛した奥さんだから手は出したくない、夫の親友だから踏み出せない、夫の存在がかすんでいくのが嫌だからなど、色んな理由があるでしょう

ラストでジェリーが禁薬会で「2度と手は出さない」と言いますが、あれは麻薬ではなくオードリーのことを言ったのではないかと思います

 

夫(親友)の死を分かち合い、慰めあい、心が通じあった2人の別れの物語
多くを説明しない映画なので感情移入しづらい、気に入らない人が多いようですが、儚くて美しいのでぜひ多くの人に見て欲しい作品です

ベニチオデルトロが素敵!!

ベニチオデルトロってワイルドで知性的な役が多いですが、本作の彼はもうセクシー過ぎてヤバイです

子供にも親友の奥さんにも優しくて、可愛くて

とくにオードリーにキスをしようとするシーンがやばいです

画像ではキスしていますが、実際はしていません
(普通にキスしてるシーンも見たかったなあ)

こんなに胸がキュンキュンしたのは久しぶりです

ブロマイドにしたい

ベニチオデルトロという役者に惚れこみました

もちろん本作での彼の魅力はセクシーさだけではありません

麻薬中毒者の演技は目を見張るものがあります

初めて見た時はドン引きしました

白目を向いて、ふらふらして、のたうちまわって、ぶるぶる震えて…

麻薬の禁断症状がどんなものか知りませんが、「ああこれがそうか」「本物だ」と思うくらいリアルでスゴかったです

悲しみが乾くまでのキャスト

監督 スサンネ・ビア
キャストハル・ベリー
ベニチオ・デル・トロ
デビッド・ドゥカブニー
アリソン・ローマン

ハルベリーは「キングスマン ゴールデン・サークル」「ザ・コール 緊急通報指令室」に出演

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まとめ

映画「悲しみが乾くまで」を紹介しました

邦題とキャッチコピーは無視して、原題の「私たちが火事で失った物」を念頭において視聴すると、映画の本質が見えるんじゃないでしょうか

セクシーなベニチオデルトロも必見ですよ!!

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