映画「シェイプ・オブ・ウォーター」ヌードあり!DVDはモザイクなし!あらすじ、ネタバレ、感想あり。

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シェイプ・オブ・ウォーター  100/100

 

原題:The Shape of Water 公開:2018年 上映時間:123分 

 

 試写会で見てきました~。

 今年一番楽しみにしていた映画です!

 

 アカデミー賞最有力候補ですが、監督賞・作品賞取ると思いますよ、これは。

 ギレルモデルトロ監督は、ファンタジー系は作品賞取りにくいからどうかな…と仰ったそうですが、そんなことない!

 

 っていうかもうぜひとも取ってほしい!!!まじで!!

 

(血の描写が多く、きわどいシーンも多々あるので、子供やカップルは注意です)

 ⇨アカデミー賞取りました!!!!すごい!おめでとうございます!!!

 

 このページではシェイプ・オブ・ウォーターのあらすじ、感想をどこよりも熱量たっぷりで紹介しています

 

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目次

  

とにかく楽しみでした

 2017年、ギレルモデルトロ監督がファンタジーラブロマンスを公開すると聞いて、もう大興奮!これを見るまでは死ねないと思うほど、楽しみにしてました。

 しかも恋の相手は魚人ですよ。ヘルボーイのエイブかよ。

 

 予告を見て「やっぱりエイブじゃねーかよ」と思いました。

 でも私エイブ好きなんで、全然問題ないです。むしろ好き。 

 というか調べてみたら、中の人(ダグジョーンズ)でした。エイブじゃないか。

 

 主人公は口のきけない女性です。

 しかも舞台は1962年、米ソ冷戦時代のアメリカ。

 さすがギレルモデルトロ監督。

 雰囲気がパンズラビリンス、ヘルボーイっぽくて、予告の段階で精神が持ちませんでしたよ。

 

 そして2018年!!ようやく公開ときたわけですよ!! 

 もういつ死んでもいい。2018年一番楽しみにしていた映画を見れたわけですからね!!

 

 そういえば、映画ダークナイトを見たときもこんな心境だったなあと席について思い出しました。わくわくするけど、私に合わなかったらどうしよう、でも待ち望んでいた映画だし……。

 

興奮と不安が入り混じっていましたが、いざ幕が上がるともうどうでもよくなりました。

 もうね、のっけから最高に神秘的。

 あ、感想の前にまずはあらすじを紹介します!

 

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あらすじ

 

  1962年、アメリカとソビエトの冷戦時代、清掃員として政府の極秘研究所に勤めるイライザ。彼女は赤ん坊のころ、声帯を傷つけられ声が出せません。首には三本線の傷が入っています。

 

 出勤は夜なので、彼女はいつも夜に起きて、風呂に入り自慰をして、朝食を食べ、靴を磨いて職場に向かいます。

 このリズムは決して狂いません。

 

 住んでいるのは廃れた映画館の上にあるぼろアパート。

 隣人はゲイのおじいちゃん、ジャイルズです。

 ジャイルズ爺さんはイライザの親友でもあります。もちろん手話も理解できます。

 二人は大変仲が良く、どちらも孤独ですが、本当の意味では孤独ではありません。

 

 そんなある日、政府の研究所にアマゾンの神様、いえ、化け物がやってきます。そして怪物を研究するホフステトラー博士と、実験責任者的な司令官ストリックランドもやってきます。

 

 この強面の実験責任者、トイレをする前に手を洗い、トイレ後は手を洗わず、しかも手を使わずにトイレをするのです。

 

 強欲で乱暴、野心家なストリックランドは電流棒で怪物の魚人をめったうちにします。魚人は仕返しに、彼の指二本を切断。

 

イライザが落ちていた指を発見したおかげで、ストリックランドは五本指に戻ります。

 

 魚人の姿に心惹かれたイライザは、人目を盗み魚人と交流を試みます。魚人はイライザと同じで言葉を喋ることはできません。鳴き声は出せます。

 

 二人は音楽を聞いたり、ゆで卵を一緒に食べたりして愛を育みます。

 

 魚人の愛は人間が持つような愛ではないかもしれないし、同じかもしれない。愛の形ははっきりしませんが、でも確かに二人は思いあうようになります。

 

魚人を救い出せ!

 

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 トイレで手を使わない男ストリックランドは、魚人を殺して解剖しようと計画を立てます。 

 

 ホフステトラー博士は「あんなに美しい生き物を殺してはならない!」と訴えるのですが、トイレの後手を洗わない男ストリックランドは聞く耳をもちません。

 

 偶然計画を知ったイライザは魚人を施設から連れ出そうと作戦を立てます。しかし親友のジャイルズ爺さんは手伝ってくれません。

 

「そいつは人間じゃないんだろう!? そんなものを助けるなんて…」

 そんな彼にイライザは言うのです。

「でも彼を助けなかったら、私たちも人間じゃない」と。

 

 ジャイルズ爺さんは着色料たっぷりのパイ店に務める青年に恋をしています。しかし手に触れると、青年は爺さんに「ノーマルじゃないやつは店に来るな」と言います。しかも青年は黒人差別者でした。

 

 爺さんはしょぼくれますが、唯一の親友を思い出し、彼女の為に魚人救出作戦に加わる事にします。

 

 

 当日。

 作戦の30分前。

 

 ホフステトラー博士は、イライザの作戦に気が付きます。彼はソ連のスパイであり、上から魚人を殺せと命令されますが、迷っていました。そこにイライザの登場です。

 博士は魚人救出に加担し、またイライザの友人(ちょっと太った黒人ゼルダ)も手伝うことに。

 

 かくして作戦は成功

 魚人はイライザのアパートの浴槽に移ります。

 

 魚人の誘拐を防げなかった、手を洗わない男ストリックランドは大激怒。野心家な彼は今まで一度も失敗したことがなく、怒りをたぎらせるのでした……。

 

甘い生活

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 雨が降って川の水量があがると海に続く開門が開きます。イライザはその日に魚人を川に放すと決めます。

 

 魚人は二足歩行が可能で、陸の上でも多少なら呼吸が持ちます。

 そして、ジャイルズ爺さんが眠ってしまった時、イライザが外出中に、魚人は猫を食べて爺さんの腕にけがを負わせてしまいます。

 

 しかしイライザが彼を引き戻すと、魚人は何かを理解したのか、猫に対して優しくなり爺さんのケガを魔法のように治してしまいます。彼の手には特別な力があるのです。

 

 ラッキーなことに、爺さんのハゲ頭には毛髪が生え始めます。

 

 魚人がどこにいるのか、誰が盗んだのか、分からないストリックランドはイライラしっぱなしです。

 

 そんなストリックランドをよそに、イライザは魚人と手を合わせ、身体を合わせるのです。

 イライザの友人は「あんな見た目でも性器がついてるのね」と、幸せそうなイライザに言うのでした。

 

ラスト

 

 雨が降り、川の水かさが増した日。

 ストリックランドはイライザが魚人を盗んだと気づき、彼女の家に向かいます。しかし時すでにおすし。

 イライザ、ジャイルズ爺さん、魚人は雨の中車を走らせ、川を覗き込みます。

 別れの時がやってきたのです。

 魚人は一緒に居たいとイライザを見るのですが、イライザはそれはできないと言います。

 

 その時。

 

 ストリックランドが現れ、ジャイルズ爺さんを殴ると、魚人とイライザを銃で撃ちます。倒れるイライザ。

 爺さんは慌てて起き上がると、ストリックランドを殴り、彼女の元に駆け寄ります。でもイライザはぴくりともしません。

 

 魚人は不思議な力で自分の傷を治すと、ストリックランドを殺し、イライザを抱き抱えて川へと飛び込みます。

 ジャイルズ爺さんと、イライザの友人ゼルダは雨の中、二人が飛び込んだ川をじっと見るのでした。

 

 穏やかな川の中。

 魚人はイライザにキスをします。

 

 するとイライザの首にある三本の傷がエラになり、彼女は息を取り戻します。

 二人は見つめ合い、抱きしめあうと、海の中に消えて行くのでした……。

  

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支離滅裂な感想

 

  めっちゃ最高でした。

 これぞまさに純愛ですよ。サブカル女が言う純愛とは違うのですよ。

 

 こんなに真っすぐなラブストーリー見た事ありません。いやあ、ギレルモデルトロ監督はすごい!! ヘルボーイ3作らずになにやってんだよと、一年前は思っていましたがこんなに素晴らしいラブストーリーを作っていたなんて!!ああ、でもヘルボーイ3も制作して欲しい……。

 

 それはさておいて。

 私は本作シェイプオブウォーター、めちゃくちゃ自分好みだと予想しており、実際その通りでした。胸にぎゅっと抱きしめたい映画ナンバーワンです。

 

 試写会のあと、鑑賞人数に対してあまりに小さい拍手が起こりました。その音を聞いて私は嬉しくなり、猿みたいに手を叩きました。

 

 会場が明るくなると、拍手するほどか?みたいな声が聞こえましたが、じゃかしいってんじゃ、拍手したいからするんじゃ、好きな人はとことん好きになれる映画なんじゃ、と思いました。

 

 本当に、はまる人ははまる映画です。その代わり、嫌悪感を抱く人は本当にダメ、気持ち悪い滑稽な映画に仕上がっています。

 

 でも万人向けのそれこそディズニーのようなエンタメ映画を作る人じゃないでしょ、ギレルモデルトロ監督って。

 だからいいんですよ、嫌いな人は嫌いで。そういう人を対象にしていないだけですから。

 

 しかし沢山の賞を受賞していることから分かるように、本作は多くの人間の心を引き付ける内容になっています。

 大衆向けじゃないかもしれないけど、でも、受け入れられやすい映画でもあるのかなと思います。   

 

あらすじを最初から追った感想(ヌードあるよ)

 

 映画が始まり、イライザの登場。目覚ましを止めて、ゆで卵を作り、風呂に入りマスターベーション。

 噂には聞いていましたが、意外とあっさり、でも3回ほど彼女の自慰が示唆されます。でもそこにあるのは下品な性ではありません。

 

 監督はリアルな女性を描きたかったと言っています。そのため、彼女の性シーンがたびたび登場します。(ここで鑑賞者の中に気まずくなる人がいたかもしれません)

 イライザのヌードも何回か登場します。

 

「うほ、エロイ!」そんな下卑た感想を抱く人が居たら退場してください。

 美しくもなく、醜くもなく、ただそこにある身体はありのまま映し出されます。変な音楽も視覚効果もありません。

 だから観客は真っすぐな目でイライザを見ることができます。

 

 そして隣人のジャイルズ爺ちゃん。イライザの味方です。優しい、笑顔が可愛い。今作の癒し。彼は性的少数者の人間です。

 

イライザも口がきけない、虐げられてきた人間なので、二人は親友になれたのでしょう。

 

 さて、二人の仲良し具合にほっこりしつつ、舞台は秘密研究所に移ります。おい、めちゃくちゃヘルボーイっぽいやんけってな感じの施設でイライザと魚人は出会います。

 たぶん、イライザは魚人に一目ぼれしています。

 

 彼に目を奪われっぱなしで、顔がもう恋する乙女なんです。

 そして魚人の前でゆで卵をかじるシーンがめちゃくちゃ官能的!!ゆで卵を誘うように食べるんです。

 ああ、これは少女漫画的な恋愛ストーリーではなく、官能的で性愛的な恋愛映画なんだと思いました。私が偏った見方をしているわけではなく、本当にそうなんです。

 

 魚人をいじめるストリックランドは嫌な男です。指を切断されてざまあみろですよ。彼はプライドが高く、労働階級の低いイライザたちを見下しています。

 

 そういや、彼が家で奥さんとセックスするシーンがあるのですが、3秒くらいモザイクかかってましたね。彼のケツに。それはどうでもいいのですが、ファック中、切断されくっつけた指から血がにじみ出て、奥さんが「血が出てるわよ、あなた、血が」と言うシーンは笑えました。会場がドっとなりました。

 

 ストリックランドは悪い意味で男の中の男です。

 支配的で暴力的、野心家、プライドが高い。

 イライザを部屋によびつけると、「顔が好み。本当に声がでないのか?」と言って彼女を襲おうとするのです。まあ実際には触れようとしただけですが…。

 

 でも最低です。クズです。声の出ないイライザに喘ぎ声が聞きたいと言うのです。

 このシーン、女性ならめちゃくちゃ怖く感じるはずです。男はどうか知りません。少なくとも私はとても怖かったです。助けの呼べない状況下で、力の強い暴力的な男に身体を触られたイライザは、最悪が起こる前に部屋を飛び出します。

 犯されなくて本当に良かった。

 

 さて、魚人が生体解剖されると知って、主要人物たちが動き出します。主役はイライザですが、計画に偶然にも参加したホフステトラー博士、またの名をディミトリ、彼も大活躍します。

 

 私この博士大好きです!!!ドイツ人みたいで、ちょっと情けなくて、顔が好みです。

 水槽で魚人を匿うイライザに対して、塩をあげて、たんぱく質を取らせるんだよと教えたり、本当にいい人。

 

 トランクス一丁なのに、上はネクタイをきちっとしめてネクタイピンをするところなんか、おいおいまじかよクールだぜと笑っちゃいました。しかもその恰好で来客を部屋に入れるし。

 最後、死んでしまうのが残念です……。

 

 魚人をアパートに住まわせるイライザは、幸せな女の顔をするのですが、それが嫌な人はとことん嫌でしょうね。

 

 イライザは魚人を男として見ています。

 

 40のおばさんの肉欲に否定的な人、女性は性欲がないと思っている人、女性が性に対して積極的なのは気にいらない人は、本作を見ないでください。

 それくらいシェイプオブウォーターはリアルな人間が描かれています。

 

 イライザが魚人の身体を撫でると、魚人も彼女の服をめくって身体を撫でようとします。多分なにも考えていなかったのでしょう。イライザはびっくりして、風呂場を飛び出ますが、夜中、魚人の元に戻ってきます。

 

 そしてローブを脱ぎ裸になり、魚人を抱きしめ、カーテンを閉めます。

 実際に二人が交わる映像はないのですが、嫌悪感を抱く人はこのシーンも不愉快でしょうね。

 私は大変愉快でした。もうサイコー。むしろもっと見せろ。

 

 翌日のイライザはるんるんです。女の顔をしている彼女に、何があったか気づく友人ゼルダは「化け物とセックスするなんてきもい」とは言いません。

 

 それどころか、イライザと冗談を言い合い、彼女の幸福を喜ぶのです。

 ゼルダは心の底からイライザを思い、本当に彼女の味方であると分かるシーンです。

 最後、トイレで手を洗わない男ストリックランドがゼルダの家に押し入り、「イライザはどこだ!」と脅すのですが、ゼルダは決して口を割りません。

 

 ゼルダすごい。女の友情すごい。

 

 しかし最悪なことに、ゼルダの夫が情報を吐いてしまいます。劇中ゼルダの小言を聞いて、旦那さんクズだなあと思っていましたが、実際もやっぱりクズでした。

 

 

 イライザとジャイルズ爺さんが魚人を川に逃がす、まさにその時。

 ストリックランドが登場し、イライザ、魚人を撃つのですが、「おいまじかよ」となりました。え、死ぬの?2人とも死ぬバットエンド??

 

 不安に思っていると魚人が復活、ストリックランドの喉を裂いて殺します。

「うわあ、ざまあ」と喜んだ私は性格が悪いでしょうか。でもそう思うくらいに酷いことをストリックランドはやってきたのです。

 

 魚人はイライザを抱っこして川に飛び込みます。その姿を見つめるジャイルズ爺さんと友人ゼルダ。しかし残された二人に悲しみはありません。ジャイルズ爺さんはナレーションで言うのです。

 

「二人はきっと末永く幸せにくらしているに違いない」と。

 

 水中では、魚人がイライザにキスをして、彼女の首の傷をエラに変えてしまいます。

 そういうエンディング!!??

 すげえ、最高かよ!!!と私は思いました。いやまじで、二人は報われないのかなと想像していたので、ハッピーなエンディングに大興奮しました。

 良かったー。二人とも良かったー。

 

 イライザは、自分が喋れないと知らない、ありのままの自分を愛してくれる魚人が大好きでした。見た目も障害も関係なく、そこにいるイライザを愛する魚人と共に生きるエンディングで、本当に良かったです。

 

 めちゃくちゃハッピーハッピーエンドですよ、これ。

 切ないって触れ込みをよく目にしますが、切ないか?これ。

 

確かに胸が苦しくなるシーンは沢山あるけど、最終的には二人とも結ばれたんだしいいじゃない!!

 

 本作のタイトルはシェイプオブウォーター。水の形です。そして監督は、愛の形をテーマに本作を作りました。つまり愛に形なんてないんですよ!!

 陸地で、人間と結ばれるのが正しい愛? んなわけない。

 愛の種類は様々です。

 

 最後に魚人がイライザの銃創を治し、陸地に返していたら、最悪なエンディングですよ。イライザが求めていたのは声や美しさではなく、魚人なのですから。

 

 魚人はイライザの願いを叶えてあげたわけですね。人間を魚人にするなんて、エゴじゃないか、そう思う人もいるかもしれません。

 でも二人とも幸せなんだからいいじゃないか!ほっといてやれよ!

 

 これはまさしく純愛ですよ。そこに肯定的な性欲も含まれています。

 だからリアルで心を揺さぶる映画になっているんだと、私は思います。

 

 他人にとっては嫌いかもしれないけど、私にとっては大好きで大切なものが沢山詰まっている映画でした!!

 

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美女と野獣に疑問を持つデルトロ監督

 

 ギレルモデルトロ監督はインタビューでこう述べています。

「美女と野獣の物語で、見た目は重要じゃないというのに、どうして野獣は最後にイケメン王子様に戻るんだ? 見た目は大事じゃないというのなら、なぜ人間に戻るんだ」と。

 野獣の方がかっこいいし、人間に戻ったらメッセージも何もねえじゃん、ディズニーさんよ。

 

 まあ当時は今よりもさらに男性優位的な社会でしたから、権力ある人間の男性に戻らないと格好がつかないということもあるのでしょうね。

 ディズニーには障がい者は基本でませんし、出ても王子やお姫様と対等ではありません。

 時代が変わったことももちろんありますが、シェイプオブウォーターは全てを対等に描いています。

 障がい者も、性的少数者も、怪物もみな対等で愛されるべき存在なのです。

 

 (とは言いつつも、私美女と野獣めっちゃ好きです!)

  

 本作はそんな美女と野獣への疑問を昇華したような映画です。

 ただし一つ言いたい。監督は美女と野獣を陥れたり、嫌いだとは言っていません。

 

 イライザはイライザのまま、声を取り戻したりしないし、魚人は怪物のまま。

 愛で見た目が変わることはありません。だからこそ、純愛なのです。

 お金も容姿も関係ない。二人は魅かれ合うべくして魅かれたのです。

 

 最後、撃たれたイライザにキスをして、彼女を助ける魚人。ディズニーで言う所の王道シーンですね。

 ディズニーでは度々王子がキスでお姫様を助けますから。

 

 じゃあ監督はディズニーと同じことをしているのかって??

 違います。

 イライザは豪華な城で暮らしたりしません。二人は人間の成功とは無縁な場所で生きるのです。

  

 二人のキスシーンが映るのはラストだけです。その一回のキスシーンがとても美しいのです。自分の中にある汚い感情が消えていくほど、美しいのです。

 

 ギレルモデルトロ監督は、見た目の美しさではなく、心や感情の美しさ、本当の純粋性を描いくれました。

 

  私が見たかったのはまさにこれです。

 人間には戻らない野獣。

 

 というか、野獣が人間に戻るって、人間を上位として考えているから生まれる発想ですよね。野獣のままでは可哀そう、おかしいと。野獣と子作りするのかい?と。

 

 ギレルモデルトロ監督は「怪獣の使者、怪獣の僕」です。彼がそう言っているのです。それほどまでに監督は怪獣や怪物が好きで、それらを神格化しています。

 

 魚人が人間にならないのは、それが理由かもしれません。

 怪物は決して人間より下位の存在ではない。だから、人間になる必要はないし、ありのままでいい。

 

 イライザも魚人もありのままのお互いを愛し合ったのです。最後もそのままの姿でいることが道理というものでしょう。

 

 監督がやりたかったこと、大切に思っていることがありありと伝わってきて、監督のことが更に大好きになりました。

 

 

こんな人におすすめ、こんな人には向かない

 

・こんな人におすすめ

 魚人が怖くない。人外×女性ものが好き。

 美女と野獣のラストに疑問を抱いている。 

 監督が好き。

 60年代の音楽が好き。

 

・こんな人には向かない

 女性の性を見るのが苦手。

 グロイのが苦手。あるは血が苦手。

 猫の死体は一瞬でも見たくない。

 魚人の見た目が苦手。

 自分の母親の年代の人がセックス、自慰をしていると思いたくない、直視したくない。

 付き合いたてのカップル。

 魚人と人間がセックスするなんて気持ち悪いと感じる人。

 

 以上、参考にして頂けると嬉しいです。

 私は恋人、友人引き連れてあと三回は見に行きます!!

 

キャスト

イライザ・エスポシト - サリー・ホーキンス

ストリックランド - マイケル・シャノン

ジャイルズ - リチャード・ジェンキンス

不思議な生きもの - ダグ・ジョーンズ エイブじゃねーか!

ロバート・ホフステトラー博士 - マイケル・スタールバーグ

ゼルダ - オクタヴィア・スペンサー

エレイン・ストリックランド - ローレン・リー・スミス

ホイト将軍 - ニック・サーシー

 

最後にひとこと

  半年間待ったかいがあったよ!!!

 素晴らしい映画をありがとう。人外好きに希望をありがとう監督!

 

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