キシマの映画日和

映画大好き女子大生です。映画の感想や情報を掲載します。新しい映画から古い映画まで。主に洋画が好きです。

追記!至高のSF映画「インターステラー」あらすじ、感想、ネタバレあり。これは科学と愛の物語。

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インターステラー 85 90/100

 

原題:Interstellar 公開:2014年 上映時間:169分

 

タイトルの意味は「星の間」。

監督は映画バッドマンや、インサイドマンを担当したクリストファー・ノーラン

主演はマシュー・マコノヒー。それからアン・ハサウェイマット・デイモンも出演しています。

マットデイモンは最近公開された「オデッセイ」でも宇宙飛行士役を務めていましたね。

宇宙飛行士っぽい顔をしているのでしょうか。

 

(2017年大幅な追記・変更を加えました)

 

  

 

 

あらすじ 

 近未来、地球規模の食糧難と環境変化によって人類の滅亡のカウントダウンが進んでいた。

 

そんな状況で、あるミッションの遂行者に元エンジニアの男クーパーが大抜てきされる。

 

そのミッションとは、宇宙で新たに発見された未開地へ旅立つというものだった。

 

地球に残さねばならない家族と人類滅亡の回避、二つの間で葛藤するクーパー。

 

悩み抜いた果てに、彼は家族に帰還を約束し、前人未到の新天地を目指すことを決意して宇宙船へと乗り込む…。

 

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感想

 

 いや、最高な映画ですよこれは。

 初めて見た時は「うーん85点かな、まあよくできた映画だよ」と記事に書いた過去の私をぶん殴りたいです。

 なのでその馬鹿な記事を消して、いま新しい感想を残します。

 

 あらすじは複雑なので詳しくは書きません。というより書けません。

 いろんな事象を誤解無く、正しく伝えられる自信がないからです。

 

 さて、本題の感想へ。

 

 すごい映画ですよこれは!!!

 

 父親であるクーパーが宇宙へ行き、5次元の存在となり地球にいる娘に量子データをメッセージとして伝えるのですが、もうなんかすごい。

 

 父と娘のよくあるSFストーリーではありますが、しかし唯一無二の映画になれたのは、科学の論理性を重要視しているからでしょう。

 次元を超えるという意味、重力は時間を含む次元を超えられる、ワームホールの特異点、球体のブラックホールなど。

 

 それらの概念は、ノーベル物理学賞を受賞した物理学者キップソーンが監修しています。だからあまりに突飛な科学の話は出てきません。

 

 難しい言葉、概念が本編では続きますが、分かりやすく説明してくれます。

 それでも完全に理解することは難しいですが…。

 

 概念が分からなくても、父と娘の家族愛は感じ取れると思います。

 

 そうです。本作はSF映画であり愛の映画でもあるのです。

 愛と言うとチープに聞こえますが、本作では大事な要素です。

 

 重力は時空、次元を超える。でも愛も時空、次元を超えるのだ。

 

 言葉にすればあまりに安っぽいですね。それは私に伝える能力がないからです。本作はなあなあな、ありきたりな家族愛の物語ではありません。

 

 愛を重力で伝える。愛を数値化して伝える。

 このテーマを頭に置いて見れば、号泣必死な物語です。

 

 本作を見ていると、やっぱりSF映画っていいなあと思います。

 映像が美しいだけでなく、宇宙とは何か?というロマンを本作は与えてくれます。

 

 テレビ画面から夜空に視線を移して、そこにある星や人間が解読しえない何かに思いをはせたくります。

 

愛すべきキャラクター

 

 本作には有名俳優がたくさん登場します。

 そのだれもが、理知的で合理的であり、人類を愛しています。 

 

 マッドデイモン演じるマン博士は、主人公のクーパーを殺そうとしますが、それも人類を救うという使命に憑りつかれたからです。彼を避難こそすれ、悪だと言える人はいないでしょう。

 

 アンハサウェイ演じるブランド博士も愛を信じ、愛は時空を超えると教えてくれる良いキャラクターです。まあドジもしちゃいますが。

 

 主人公のクーパー父さんは、無敵です。

 どんなときも論理性とロマンを失わず、子供たちを想い、人類を救うために尽力します。素晴らしい人格者です。

 こんなお父さん欲しかったなあ…。

 五次元に介入したクーパーは、時空を超えられる場所から、過去に生きる娘にメッセージを伝えるのですが、そのシーンがもう最高に胸を震わせます。

 

 選ばれたのは主人公クーパーではなく、彼の娘であり、人類を救うのは娘なんだと知ったとき「ああそういうことか!」と目を見開きました。

 

 ほんとよくできたストーリーですよ。

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 しかし私が一番好きなのはロボットたちです。

 名前はターズとケース。見た目はほとんど一緒ですが、性格は違います。

 

 ターズの方はユーモアがあって、ケースの方は大人しいです。

 二人は人間の話し相手にもなるし、器用でなんでもできちゃいます。

 ブランド博士を救うケースと、クーパーに助言をするターズのかっこよさと言ったら!!

 SF映画界で1,2位を争うほどかっこいいロボットですよ、彼らは!!

 

 一家に一台欲しいです。

 一緒に暮らせば確実に惚れるでしょう。

 いやあ、彼らのかっこよさを画像ではなく、映画を見て実感して欲しいです。

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好きなセリフ

・ターズ「運動の第三法則だ。前に進むには後ろに何かを置いて行かねば」

・クーパー「俺の正直レベルは90%だ」

 ・イギリス詩人ディラントマスより引用

 「穏やかな夜に身を任せるな。老いても怒りを燃やせ。終わりゆく日に
怒れ、怒れ、消え行く光に」

 

登場する用語・概念 wikiより

 三次元に於ける不可逆性の時間と重力場、特殊相対性理論(ウラシマ効果)、特異点、ニュートン力学、スイングバイ航法、漆黒の宇宙空間、音の伝達、運動の三法則、ヒューマニズムなどが本作には登場する…。

 

 ワームホールを描写し、相対性理論を可能な限り正確にするために理論物理学者のキープソーンが科学コンサルタントを務めた。

彼は「ワームホールを正確に描いた映画は今までなかった。ブラックホールも同じだ。今回初めて、その描写がアインシュタイの一般相対性理論に基づいている」と語った。

 

 

ワームホールとブラックホールを作り上げる際、ソーン博士は視覚効果スーパーバイザーのポール・フランクリンと30人のダブル・ネガティブのコンピュータエフェクトアーティストと共同した

彼は理論物理学の公式のページをアーティストたちに渡し、彼らはこれらの現象によって引き起こされる重力レンズのコンピュータシミュレーションを作り上げるために新しいCGIレンダリングソフトウェアを書き上げた。

 

いくつかの個々のフレームはレンダリングに100時間を要し、データは800テラバイトに及んだ。視覚効果の結果、ブラックホールを取り巻く重力レンズと降着円盤に対する新しい洞察がソーンに提供されコンピュータグラフィックスと天文物理学に関する学術論文が1つずつ作成された。

キャスト

・ジョセフ・クーパー(元空軍パイロット) - マシュー・マコノヒー(小原雅人)

・アメリア・ブランド(博士) - アン・ハサウェイ(園崎未恵)

・ニコライ・ロミリー(博士) - デヴィッド・ジャーシー

・TARS "ターズ" - 声:ビル・アーウィン(多田野曜平)

・CASE "ケース" - 声:ジョシュ・スチュワート(丸山壮史)

・ヒュー・マン(博士) - マット・デイモン(土田大)

・マーフィー・クーパー(マーフ) - ジェシカ・チャステイン(岡寛恵)

 マーフ(幼少期) - マッケンジー・フォイ(諸星すみれ)

 マーフ(老年期) - エレン・バースティン(沢田敏子)

・ジョン・ブランド教授 - マイケル・ケイン(有本欽隆)

・トム・クーパー - ケイシー・アフレック(加瀬康之)

 

最後にひとこと

  ハンスジマーの音楽も最高!ストーリーも最高!映像も美しい!!

 インターステラーは見る者を圧倒し、心を揺さぶる愛のSF映画です!!

 

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