コメディ

映画「バチカンで逢いましょう」ロレンツィオの秘密とは?あらすじ、感想、ネタバレあり。


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原題:OMAMAMIA  公開:2012 上映時間:105分

ドイツ製のほのぼのコメディ映画!

ハートフルな物語で深夜なら爆笑できます。どっしり腰を据えて鑑賞すると、物語の詰めの甘さにモヤモヤするかも。

おばあちゃん、その娘、孫。3人の女性それぞれの人生や性格が見ていて羨ましくもあり、共感できるところもありで、どちらかというと女性向な映画かもしれません。

あらすじ

カナダで生活するドイツ人のオマ(ドイツ語でおばあちゃんの意)は夫に先立たれ、長きにわたり暮らしてきた家を離れて長女マリー一家と暮らすことに。

敬虔なカトリック信者のオマは、以前から楽しみにしていたローマ旅行を心待ちにしていたが、その話はうやむやにされてしまう。

オマは手紙を残して一人でローマへ向かうが、心配性の娘マリーは慌てふためく。

年老いたオマが一人で旅行なんてできるはずがない!!

しかしオマは持ち前の笑顔と図々しさでローマにたどり着くと、そこで暮らす孫娘のマルティナのアパートに転がり込む。

マルティナは大学にもいかず、保育士の仕事を辞めてバーで働き、ミュージシャンの男と同棲していた。ラブラブな二人の暮らしにオマは呆れるが、彼女の目的はローマ法王に会う事だ。

オマは謁見のため教会の列に並ぶが、盲目のおじいちゃんを助けて順番を後回しにされる。しかもそのおじいちゃん、なんと盲目のふりをしていただけだった!

オマはその後ローマにあるドイツ料理屋に行くが、不味くて仕方ない。

「私が作るわ!」と彼女はキッチンに乗り込み美味しそうな本場のドイツ料理を作ってしまう。

翌日、法王に会いに教会へ行くと、またも盲目のふりをするおじいちゃんを見つける。嘘をつくなんて恥を知りなさいとオマが防犯スプレーを取り出すが、唐辛子パウダーは法王の顔にかかってしまう!

大惨事だ。オマは警察に捕まるが、盲目のふりをしていたおじいちゃんロレンツィオに助けられる。

ロレンツィオはオマの目的が法王の謁見と知り、自分もそうだと言う。

 2人は偽装結婚をすることで法王の祝福を得ようとする。むちゃくちゃである。

しかも不味いドイツ料理屋はロレンツィオの甥っ子の店だった。

偽装結婚の書類はロレンツィオが用意するから、オマはドイツ料理を作る。そんな契約が交わされる。

オマの料理は人気になり、料理屋は大繁盛!

ノリノリなオマは孫娘の働くバーで敬虔なクリスチャンとは思えないくらいはっちゃける。(ヘドバンしたり、入れ墨をいれたり…)

心配性な娘マリーも居ないし、ローマってすごく楽しい!!

 

まさかそんなことが!!

母を心配したマリーは愛する夫に子供を任せて、ローマへ向かう。

ちょうどオマはロレンツィオと偽装結婚式を挙げて法王の祝福を受けようとしていた。しかし愛していた夫の事を思い式を抜け出す。

「偽造結婚なんてやっぱりだめよ!」 「そうか、好きにしろ!」

オマは花嫁衣裳のまま、孫娘マルティナのパーティへ向かう。そこにローマに到着した娘マリーが合流する。マリーはオマの花嫁姿に開いた口が塞がらないが、さらに大変なことが起こってしまう。

 なんと孫娘マルティナの彼氏が、浮気をしていたのだ!!!

女性3人は怒りに怒り、ドイツ料理屋にひとまず身を寄せる。

そこでオマはなぜ法王に謁見したいのか、娘マリーにだけ話す。

実はオマ、若いころ一晩の恋を経験していたのだ。

しかもその時できた子供がマリーで…。

オマはその許しを得たいと思っていた。

「私は浮気の末にできた子供なの!?」とマリーは怒るが、オマは「いいえ、あなたは情熱の果実よ!」と乙女みたいな事を言う。

事実を知ったマリーはオマを拒否するが、私たちは家族なんだと結局和解することに。

また別の場所では、浮気をした孫娘マルティナの彼氏が彼女に許しを求めていた。

「愛するってとても勇気がいるの。私には勇気があったけど、あたなには無かった」

「許してくれ!本気で愛するのが怖かったんだ」

「許せないわ。それに私は自分を大事にしたいの」

マルティナはそう言って涙を流し別れを告げる。

ラスト

3人それぞれ色々あったし、もう家に帰りましょうという時、ロレンツィオが昔のツテを辿り教会のお菓子作りをオマに頼む。

女性3人はぐちぐち言いながらもお菓子を作る。

そこになんとローマ法王が現れて、オマにお菓子をありがとうと感謝を告げる。

会いたかった法王に会えてオマは大興奮!

「マルティナと一緒にローマに残るわ!」 

娘マリーは「もう好きにしていいわ」と諦める。おばあちゃんと孫娘はやったーと喜びローマに残ることに。

オマはお礼を言いにロレンツィオに会いに行く。

2人はハグをして、バイクに乗りデートに向かうのだった。

感想  ロレンツィオの秘密って?

いやー、煩雑ですね。文字にするとすごくごちゃっとしてます。

なぜでしょう…。

 物語自体はそんなんに難しくないのですが、登場人物の行動が不可解なんですよね。

敬虔なクリスチャンであるオマが、偽装結婚に肩入れしたり。

ロレンツィオがなぜかオマに惚れていたり。

最後はすべて丸く収まっていますが、かなり無理やり収めた感じです。

心配性なマリーが、オマとマルティナを信頼してローマに残す、ならまだ分かるのですが。しぶしぶ仕方ないわね、2人の好きにしなさいって感じで終わるので。

スッキリしないんですよね~。

オマははっちゃけたお婆ちゃんで面白いし、娘マリーは心配性だけど家族を愛しているし、孫娘マルティナも可愛くていい子だし。

でもキャラの性格が矛盾していたり、見ていて戸惑う部分も多かったです。

 ロレンツィオにも秘密があって、でもその秘密ははっきり語られないままで…。

 

モヤモヤ~とする箇所が多いんですよね。

そこをうまく解消できたら、もっと楽しめたと思います。

キャラが面白い、可愛いだけに、もったいないなあと思う映画でした。

あ、あと娘マリーの旦那さんが最高に優しい!顔はふつーのおじさんですが、結婚記念日を忘れなかったり、君の笑顔が恋しいと言ったり、とにかく素敵です。

優しい心の広い男性と出会えたのに、なぜマリーはあんな風に心配性になってしまったのか。不思議です。

まとめ

なぞとモヤモヤが残る映画だけど、何も考えずに見るとそれなりに楽しめます!主人公のオマがメリルストリープに見えるのは私だけでしょうか??

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