七千万年前。

 

陸上ではティラノザウルス・レックスが猛威を振るい、海洋では体長三十メートル、体重二十トンの巨大サメ“メガロドン”が帝王として君臨していた。

 

メグはT・レックスの三倍もの巨体を誇り、まさしく、地上最大にして最も凶悪な殺戮動物だった。

 

温水帯でしか棲息できないメグは、氷河期に絶滅したと思われていた。

 

だが、メグの歯と思われる化石が数万年前の地層から発見されたことを根拠に、古生物学者・テイラーはいまだメグがどこかの海で棲息している可能性があると考えていた…。

 

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