キシマの映画日和

映画大好き女子大生です。映画の感想や情報を掲載します。新しい映画から古い映画まで。主に洋画が好きです。

映画「ドリーム」優秀な人に性別・人種は関係ない!あらすじ、感想、ネタバレあり。とにかく素晴らしい映画だ!

 

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ドリーム 93/100

 

 原題:Hidden Figures  公開:2016年 上映時間:127分

  

 邦題が意味不明で話題になった映画ドリーム。

 

 社会学の先生がおすすめしていたのですが、中々見る機会がなくて…。

 この度ようやく視聴することができました!

 

 もう最高!言語化するのが難しい程素晴らしい映画です!

 こんなに良かったなんて知らなかったよ。

 

 

目次

 

あらすじ 

 ソ連とアメリカの宇宙開発競争が繰り広げられていた1961年。

 

 米バージニア州ハンプトンにあるNASAのラングレー研究所に、ロケットの打ち上げに必要不可欠な計算を行う黒人女性グループがいた。

 

 なかでも天才的な数学の才能をもつキャサリンは、宇宙特別研究本部の計算係に抜てきされるが、白人男性ばかりのオフィス環境は、キャサリンにとって決して心地よいものではなかった。

 

 汚い言葉を投げつけられたり、放水されたりといった分かりやすい差別はないが、しかし白人と黒人のトイレは別々、黒人は管理職にはなれないといったルールが当たり前のように存在する。

 

 一方、ドロシーとメアリーもそれぞれ、黒人であるというだけで理不尽な境遇に立たされるが、それでも3人はひたむきに夢を追い続け、やがてNASAの歴史的な偉業に携わることとなる。

 

ドリームの感想

 

3人の女性

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 キャサリン、ドロシー、メアリー。

 

 主役はこの3人ですが、それぞれ追い求める物が違います。

 キャサリンは計算係として他の白人男性と平等に仕事がしたい。それはお金や地位の為ではありません。

 

 宇宙にロケットを飛ばすためです。

 

 ドロシーは管理者としての能力があり、プログラムの知識もあるので他の黒人女性たちにIBMの使い方を教えます。責任ある仕事をしているのに給料は安く、黒人だから管理職にはなれません。

 

 メアリーは他の白人男性に能力を認められていますが、女性がプログラマーになれる訳が無いと夫に言われ、おまけに黒人はプログラマーになる資格がありません。(プログラマーになるには白人専用の学校に通わないといけない)

 

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 3人がそれぞれの壁を自分の能力で壊し、前に前に進む姿にはとても勇気と元気を貰いました!

 

 大学で社会学を学んだので、女性差別や黒人差別が何か、どんな酷いことがあったのかは知っていますが、しかし素晴らしい功績を残した人たちのことはそれほど知らなくて…。

 

 だからこそ「こんなにスゴイ女性たちがいたのか」と驚きました('∀')

 

 能力のある彼女たちは黒人だから、女性だからとNOを突き付けられますが、能力があるので次第に認められていきます。

 それが本当に素晴らしく感じました。

 

 日本では能力があっても認められないので…。(女性が土俵に上がった問題)

 

 ドリームでは沢山の「前例第一号」が生まれます。例外だったことが、だんだんと通常になっていくのです。

 黒人女性がIBMという最先端パソコンを操作し、管理職になり、白人女性にプログラムを教えたり。

 例外だったことが前向きな普通になるのが、涙が出る程凄くて…。

 

 生き辛さを感じている、能力があるのに認められない全女性に見て欲しい映画です。

 

 

 もちろん史実と違う点はあるでしょうけどね。

 彼女たち3人が頑張って認めてもらった事は事実なわけで、その事実が私はとっても感動し元気を貰いました!

 

音楽と映像そして衣装

 

 メアリー達3人と彼女たちを取り巻く人々、NASA職員が威信をかけたマーキュリー計画の物語はもちろんすばらしいです。

 笑えるユーモアたっぷりで、愛もたくさん詰まっているので、エンタメ映画としても非常に楽しめます。

 

 特に素晴らしいのが音楽と映像、そして衣装です

 この3点がとにかくバランス良く映画を際立たせています!

 

 明るい場面で流れる曲が最高のノリノリでクールで踊り出したくなるほど素敵です。音楽があるだけで、シリアスなシーンもワンクッションおいて楽しめるのです。

 

 まじでサントラが欲しい!!

 

 こんなにサントラが欲しくなった映画はグレイテストショーマン以来です。

 

 

  

 それから1960年代を描いた映画なので、映像の色がちょっと落ち着いているんですよね。フィルターがかかっているというか。明暗がぼやっとしているというか。

 その映像の感じが上手く映画とあっています。

 

 またケネディ大統領のふるい映像も使用されますが、全然違和感がありません。映像が綺麗!というわけではなく、古い映像をうまく映画に溶け込ませているんです。

 

 B級映画とかでも昔の大統領のインタビュー映像を使うことがありますが、あんな浮きまくった雰囲気はありません。

 

 だから映像が変わってもつまずくことなく物語を楽しめます。

 

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 あと凄いのが衣装。というか美術!!

 色の使い方がオシャレで可愛い!!!

 

 雑誌を見ているみたい!

 シックな衣装なのにカラフルで主張しすぎないのに存在感があって、「観る」のがとっても楽しかったです('∀')

 

 普段映画を見るとき、あまり衣装には注目しないんですけどね。

 ドリームは目が行ってしまいました。

 

感想のまとめ

 

  白人とされる人々の黒人への無自覚な差別。

 男性から女性への差別。

 

 決められたルールに対するやるせなさ。それを打ち砕く強い意志と能力。努力。

 そして友情や家族愛。

 

 いろんな物が詰まっているのがこの「ドリーム」です。

 

 はっきり言ってこの映画は見る人によっては人生を変えられます。

 

 それほど元気や勇気を貰える映画です。今まで観た映画で一番最高だったのはドリームかな、と言う人がいてもおかしくない映画です。

 

 でも普通のエンタメとしても楽しむこともできます!

 これがこの映画のすごいところです。

 

 メッセージなんていらないよ、サクセスストーリーって事以上の何かはいらないよって人でも楽しめるんです。

 

 だからこそ海外の映画評価サイト、ロッテントマトでも高評価を得ているんじゃないでしょうか。

 ほんと多くの人が色んな楽しみ方で鑑賞できる映画ですよ。すごい。

 

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キャスト(声優)

 

 監督:セオドア・メルフィ

 

キャサリン・ゴーブル・ジョンソン - タラジ・P・ヘンソン(浅野まゆみ)
ドロシー・ヴォーン - オクタヴィア・スペンサー(斎藤こず恵)
メアリー・ジャクソン - ジャネール・モネイ(武田華)
アル・ハリソン - ケヴィン・コスナー(仲野裕)
ヴィヴィアン・ミッチェル - キルスティン・ダンスト(園崎未恵)
ポール・スタッフォード - ジム・パーソンズ(村治学)
ジョン・グレン - グレン・パウエル

 

オクタヴィア・スペンサー。

シェイプオブウォーターにも登場していましたね!ユーモアのあるキャラクターでとても面白かったですが、今作も彼女らしさが出ていて良かったです!

 

アカデミー賞!映画「シェイプ・オブ・ウォーター」魚人と人間のファンタジーラブロマンス。

 

最後に一言

 

  意外と知らない人が多い映画「ドリーム」

 

 つまらないと感じる人はそりゃいるだろうけど、観た事を後悔する人はいないと思うので、もうこの記事を読んだ人は全員見て!!!ください!!

 

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